62才これから

息子と娘は独立して夫と二人暮らし。

あの世

好きな人がどんどんあの世に旅立って行き、あの世が

身近に感じられるようになってきた。

まだ、自分からは、行こうと思わないけど、

お誘いがきたら、心置きなく、

行きたいと思う。


「私は、今まで、嫌いな人に会ったことがない」

は、映画評論家の淀川長治さんの言葉だったか。

そんなふうに生きたいなあ。


でも、私が嫌いな人が、自分の身内だなんて。

悲しい。。。。

母が敬老の日に、市から100才の表彰状を頂いた。

大正、昭和、平成、令和 と生きてきた。

年下の友達や、兄弟も次々と亡くなって行った。


母は、まだ、全部自分の歯が揃っているし、

特に、病気はなく、ヨタヨタ歩きながらも、

自分でトイレに行く。


母とは、考え方が違ったが、しつこく、

自分の考えを押しつけてきた。

ずっと、母に逆らえなかった。

私は自分で子供を育てると、余計に色んなことが

見えてきて、


どうして、あんな育て方をしたんだろう。

違う育てられ方をされたら、私の人生は

もっと良くなったかもしれない。  とか、


長い間、母を恨んだり嫌ったりしてきた。


でも、少しボケかけ、ヨタヨタ歩く姿を見ると、

恨みの気持ちは消えて、ただただ涙が出てくる。


100才を再確認できた、表彰状がありがたかった。

もう夫の食事はつくりません

私は、料理を作るのが苦手な専業主婦。

それでも、

子供が居る時までは、出来るだけ手作りしていた。

夫が、65才の定年後、ずっと家にいるようになった。


夫は、昔の考えの男で、料理は、妻が作るのが

当たり前だと思っている。


そんな考え、わたしには、通用しない。

男は、台所にいれない。とか、

今まで働いてきた夫に、食事の世話は、させられない。


なんて、考えは、私には、全然なし。


夫の好みなんて、私にわかるはずないじゃない!

ひとりの人間として、自分の食べるものくらい

自分で、作って欲しい。


昨日、

トマトのへたがきれてないぞ 

と、言われたので、カチンときて、


もう、これからは、自分の食事は自分で作って!

と、宣言した!